ついに最強の座についたRazerコントローラー純正や公式認定というのはプロが大会に出場するなら無くてはならない物。
そんな製品の中でも、
・現状考えうる最高のボタン数(追加6ボタン)
・耐久性と精度の高いホールエフェクトスティック搭載
・マウスクリック化するトリガーストップ搭載
・ポーリングレート1,000Hz(有線接続時)
・スティックステップ精度300段階
というハードウェアチートじゃないのにチートレベルの性能を誇る本製品。
何も言うことはない、今高級プロコンを選ぶならこれ以外の選択肢は考えられないというトップクラスの性能。
欠点はやや太めのグリップで、手が小さい方は背面4ボタンを押しながらの操作がやや辛く感じるかも。
・持ちにくさ
・ホールエフェクトスティックらしいガタツキの無い滑からな操作感
・ボタン数の多さや押し心地
という3点さえ問題無く慣れることができれば、ヘビーユーザーでもかなり長く愛用し続けられるコントローラーだろう。
実際にApexで使えば各ボタンの適切な配置と押し心地はなんの違和感も無く、誤爆も無く使うことができた。
十字キーを触る事無くあらゆる操作が可能になるというのは追加6ボタンならではの快適さ。
さらに、マッドマギーやバリスティックといった射撃しながら戦術アビリティを使うと有効なキャラクターも快適に楽しめた。
スティックの反応速度等も申し分無かったが、75gfとやや重めのスティックとホールエフェクトセンサースティックならではの遅めの感度なので切り返しやフリックエイムは慣れるまで遅れを感じた。
その分、中〜遠距離では変に力まずに自然にエイムが合う。
普段は4-3リニアで遊んでいたが、このコントローラーなら4-2(1.8)リニアが丁度良い。
エイムアシストが0.3に弱体化された昨今では近距離戦闘よりも中〜遠距離戦闘重視にできる本製品も大アリなのではないだろうか。
中遠距離戦闘で優位に立てるため立ち回りまで変える必要が出てくる可能性があるため、自分のプレイスタイルに合うかどうかは要チェック。
ヒューズ、アッシュ、マッドマギー、パスファインダー、ヴァンテージ、ブラッドハウンド、ヴァルキリー、ライフライン、コンジット、ランパートなどの中〜遠距離戦闘で有利を取るキャラクターに合うコントローラーだと感じる。
前作のXBOX公式認定製品である「Razer Wolverine V2 Chroma 」が2020/12/18発売。
当時から脅威の背面4ボタン+ショルダー2ボタンというボタン数を誇っており、各部にマウスクリックを多用した超高性能プロコントローラーとして登場。
しかし、ガタツキがあり遊びが大きく、消せないデッドゾーン(デジタルデッドゾーン)が入っているスティックや、押しづらい背面ボタン等、こだわるプレーヤーには不人気となってしまっていた。
それから約4年経過し、欠点をことごとく解消。
現在のプロコンの最上位モデルに備えられた機能を盛りだくさん搭載した最強と言って良いコントローラーが登場した印象。
価格は高めながらも耐久性も期待できる仕様なので、コスパは意外と悪くない。
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初期ロットを購入した方はファームウェアアップデートを設定ソフトウェアからしなければデッドゾーン0設定で異常なドリフトが起こるため注意。