Apex Legends(エーペックスレジェンズ)向きのゲームパッド、コントローラーおすすめランキング
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)で使うゲームパッド、コントローラーのおすすめランキングを紹介。
ガジェット系・ゲームパッドYouTuberモノるによる徹底的な検証の上で最新のランキングを掲載中。
ランクを回してもOK、R5Reloadedや1vs1でも強い、最強のコントローラーを手に入れよう。
目次
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)で使うコントローラー、ゲームパッドを選ぶ方法
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)はバトルロワイヤルFPS(対戦型シューティングゲーム)です。
そんなゲームでコントローラー・ゲームパッドを選ぶ時には、4つの大切なポイントがあります。
1.高いスティック精度
高いスティック精度とは、スティック感度がリニアであること、デッドゾーンの調節ができて0にできることの2点を指します。
スティック感度がリニアであること
FPSゲームでは右スティックでの素早くかつ精度の高いエイム操作を求められるため、スティックの感度はリニア(倒しただけ視点が動く)がベスト。
倒した量に対して低感度な(倒し始めの視点移動が少ない)スティックは特に近距離戦での微調整が難しくなることがわかっています。
残念ながらドリフト耐性の高いホールエフェクトやTMRスティックを採用したコントローラーにはこの低感度なスティックが多くなってしまっています。
Apex Legendsは近距離戦で決着の付くことが多いゲーム。
近距離を最も重視する必要があるため、スティックの感度がリニアであることまたはリニアに補正(リニア化)できることが重要です。
デッドゾーンの調節ができて0にできること
デッドゾーンが入っているとスティックの中立付近でいくらスティックを操作しても反応しない部分ができてしまいます。
対人戦でこれは超不利になってしまうことも。
素早い操作を行える必要があるため、デッドゾーンが0にできることは必須条件です。
2.低遅延であること
また、対人戦がメインのゲームなので、低遅延であることも重要。
特に10msを超えない低遅延性能と1,000Hz程度のポーリングレートが欲しいところです。
それだけの性能があればほとんど体感できることは無く、十分と言えるでしょう。
3.ボタン数が多いこと
バトロワゲームの特性上、操作するボタン数が多いのがApex Legendsの特徴です。
割り当て可能なボタン数は15個(実際に使うのは最低14個)もあり、中でも右スティックの視点操作中に操作したいボタンは以下の様に
- ジャンプ
- しゃがみ
- アクション/拾う/リロード
- 武器切り替え/収納
- 照準器エイム
- 攻撃
- 戦術アビリティ
- シグナル/ホイール
- 射撃モード切り替え
ヘルスキット/シールドキット、キャラクター固有のアクション、グレネード装備の3つを諦めたとしても、9つものボタンを右スティックから親指を離さずに操作したくなります。
しかし、親指以外で操作できるボタンは通常バンパー(LB・RB)、トリガー(LT・RT)の4つとスティック押し込み(L3・R3)の2つの合計6つまで。
9つのうち6つは操作できても、残りの3つのボタンはエイムを諦めて操作しなければならなくなります。
さらに、スティック押し込みでの誤爆(移動やエイム操作が力んで押してしまう)を防ぐならさらに+1、+2と操作できないボタン数は増えていってしまいます。
操作可能なボタン数が足りない問題は、2つの方法で解決できます。
追加ボタン数が多いコントローラーを選ぶ
背面2〜4ボタン、ショルダー2ボタンなどの追加ボタンが付いたコントローラーを選ぶとそれだけ親指を使わずに操作できるボタン数を増やすことができます。
追加2ボタン(背面2ボタン・ショルダー2ボタン)のみが付いたコントローラーでもスティック押し込みを活用すれば十分ストレスフリーで遊ぶことができます。
追加4ボタン仕様(背面4ボタン・背面2ボタン+ショルダー2ボタン)ならさらに快適に遊ぶことができ、全く親指をスティックから離さずにプレイすることができる様になります。
追加6ボタン仕様(背面4ボタン+ショルダー2ボタン)ならスティック押し込みから完全に解放されて、完全にストレスフリーで遊ぶことができる様になりますが、残念ながらまだそれほど多くの製品が出ていないので他のポイントが犠牲になってしまうことも。
私個人的には追加4ボタン仕様で十分だと感じているところです。
クロー持ちしやすいコントローラーを選ぶ
モンハン持ちとも呼ばれる、人差し指でフェイスボタン(ABXY、△□×◯ボタン)や十字キー(D-pad)を押す持ち方がクロー持ちです。
この持ち方で十字キー(D-pad)を操作するにはスティックが左右対称に下部に配置されていなければなりません。
PlayStation純正コントローラーであるDUASHOCK4やDualSense等はこの配置になっているため、スティック対称配置はPS配置とも呼ばれます。
ただし、クロー持ちには慣れと熟練が必要とされ、精密なエイムをしながらクロー持ちをするのは意外と難しいもの。
昔からクロー持ちに慣れているという方はこのPS配置のコントローラーを探すと良いでしょう。
4.トリガーストップ機能付きかボタン式トリガー
Apex Legendsの様なFPSゲームにおいていかに素早くエイム(ADS)と射撃ができるかは最重要項目の1つ。
深いストローク幅のアナログトリガーは離す操作に時間がかかってしまうため、単発武器やバースト武器での連射に不利。
通常のフルオート武器でも敵が隠れた瞬間に撃ちやめたいところですが、アナログトリガーでは撃ちやめるまでに遅延が発生してしまいます。
そこで、アナログトリガーにトリガーストップ機能が付いているコントローラーを選ぶと良いでしょう。
また、一部コントローラーはアナログトリガーを搭載しておらず、最初からボタン式になっているものもあるのでそちらを選ぶのもGOOD。
理想的には、トリガーストロークができるだけ短く、できるだけ軽く押せるトリガーが欲しいところ。
ストロークが短くなるだけのトリガーストップ機能よりはボタンに変化するトリガーストップ機能が理想的です。
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)におすすめコントローラー・ゲームパッドランキングTOP7
1位.DualSense Edge
DualSense Edge ワイヤレスコントローラー

「FPSゲーム超一線級Sony純正プロコン」
PC版、PS5版なら有線ポーリングレート1,000Hzで接続可能、遅延も十分小さく、スティックの感度もリニア。
何よりスティックの精度が非常に高いことを特徴としており、上下左右の感度差も極小。
こだわる方はhidusbfというツールで8,000Hzまでポーリングレートを上げて使うことも可能です。
残念ポイントは
- 背面ボタン2つのみという追加ボタン数の少なさ
- ずっしりくる本体の重さ
- 価格の高さ
- 最新コントローラーと比較すると物足りない遅延
- スティックがALPS製ポテンショメーターで劣化によるドリフトが起こりやすい
- ストロークが短くなるだけのややストローク幅が大きいトリガーストップ機能
という6つとなっており、気になる点がある方は他のコントローラーも選択肢に入れてみて。
2位.GameSir G7 Pro
G7 Pro

「近距離最強の高感度コントローラー」
TMRスティック採用ながらスティック感度は比較的リニアに近く、操作感も◎。
GameSirとしては初となるショルダーボタンが追加され、背面2ボタンと合わせて追加4ボタンはApex Legendsにベストマッチ。
遅延の値も優秀で、重さもDualSense Edgeほどは重くなく、よりコンパクトなサイズ感は手が小さい人でも持ちやすく、価格もプロコンとしては抑えめで全体的な満足度が非常に高い。
リニア化すると10〜20%高感度になり、近距離戦での威力は抜群。遠距離メインのプレーヤーには合わないが普通のランクマッチなら大満足の当て感が手に入るはず。
トリガーストップ機能はマイクロスイッチボタンに切り替わり軽く押すだけで入力できる優れものという点もDualSense Edgeに勝るポイント。
残念ポイントは
- それでもやや重めの本体重量
- ラバーグリップ部分が色移りしやすいこと
の2点のみ。
発売当初は供給に問題があり入手困難だったが、現在は安定してきている。
サードパーティ製コントローラーの入口としても最適な一台だ。
3位.MOJHON(旧BIGBIG WON)BLITZ 2
BIGBIG WON BLITZ2

リニア化設定:(8,10)-(24,25)、エッジのデッドゾーン8
「ImperialHalもALGSで使用した最強格コントローラー」
一時期話題を総なめしたImperialHalがALGSのプロリーグで使用したコントローラーがこちら。
ALPSスティック版の無印がそれで、もう一つBLITZ 2 TMRというTMRスティック版があるがどちらもおすすめ度の高いコントローラーとなっているが、個人的にはこちらのALPSスティック版をおすすめしたい。
2,000Hzという高いポーリングレートと、元々ボタン式となっているトリガー、ほとんど全てのボタンにマイクロスイッチという軽い押し感の優れたハイコストなスイッチが使用されている点など、価格に対して内容が非常に優れている点がポイント。
残念ポイントは
- やや幅広で大きめのサイズ感
- スティックがALPS製ポテンショメーターで劣化によるドリフトが起こりやすい
- 少し低感度で左右感度差の大きめなスティック
- アナログトリガーが無いためレーシングゲーム等には使えない
という点。
スティック単体で見ると上位2機種には劣るものの、Apex Legendsで使う分には全く問題にならない高いレベルにあることは間違いない。
今BLITZ 2を所持しているなら上位2機種に買い替える必要性は薄い。
4位.GameSir Nova 2 Lite
GameSir Nova 2 Lite

「低価格帯最強」
5,000円を切る価格の本製品。1万円を払うのは厳しいという方におすすめしたい。
背面2ボタン、ストロークが短くなるトリガーストップが付いて、GameSirの高いクオリティのコントローラーがこの価格ならコスパは十分。
スティックもやや癖があるものの比較的リニアに近い。リニア化すればApex Legendsでも十分戦っていける。
本体サイズも小さく持ちやすいため、手が小さい人にもおすすめの製品となっている。
残念ポイントは、
- ボタンに変わらないストロークのみ短くなるトリガーストップ
- 背面2ボタンのみの追加ボタン数
- タクトスイッチ、メンブレン主体でやや押し感の劣るボタン類
といったところ。
実際にApex Legendsのランク等で使用する分にはより高価なコントローラーに対して全く引けを取らない性能を持っている。
5位.Flydigi VADER 4 PRO
Flydigi VADER4 PRO

「唯一無二のスティックテンション調整機能が神」
数々の最新コントローラーが発売されてもなお上位に君臨し続けるFlydigi最強のコントローラーがこちら。
マイクロスイッチボタンに変わるトリガーストップ機能をVADER 3 PROでいち早く搭載したFlydigiは、スティックテンション調整機能を追加したVADER 4 PROで一旦の完成形を提示した感がある。
精度の高い独自製造スティックモジュールは思い通りの硬さに調整できることでさらに自分のエイムを一段階上へと上げてくれる。
性能に対して価格も優秀で、最新製品はやや価格が上がり気味な中で良心的とも言って良い。
残念ポイントは、
- やや押しづらい内側2つの背面ボタン
- ルーズで勝手にズレることがあるスティックテンション調整機能
- 全体的にやや太めで大きめなサイズ感
- 最新コントローラーと比較して物足りない遅延(スティック遅延は10ms超え)
の4点で、特にスティックテンションがズレる問題は多くのユーザーを悩ませる種に。
今あえてこのコントローラーを選ぶ必要性は薄いが、問題点さえ上手く付き合っていければ今もApex Legends最強コントローラーの一角である。
6位.ZUIKI EVOTOP
ZUIKI EVOTOP

「当て感お化けのエイム最強コントローラー」
なぜか当たる、最強と言われて思い浮かぶコントローラーがこれ。
右スティックの反応曲線-3という高めの感度設定を行えば近距離で無双することも夢じゃない。
高い当て感の理由はフィルタを廃したダイレクトなスティック入力。
触らなくてもプルプルと入力が震える現象はゲームによっては問題になるかもしれないが、FPSゲームにおいてはむしろ強み。
およそ3万円という高級コントローラーではあるものの、合皮製グリップやアラミド繊維でできたフロントパネルなど、所有欲も存分に満たしてくれる。
残念ポイントは、
- 重めな本体重量
- 高い価格
- 誤爆しがちな下部2つの背面ボタン
- スタートセレクトボタン(+ - ボタン)の位置が悪くホームボタンを誤爆しがち
と多くあるが、それでも使いたくなる当て感は他の製品ではなかなか見られない高みにある。
ZUIKIは東京ゲームショウ2025において後継となるEVOTOP Axisを発表しており、これらの問題点をことごとく改良しているのでそちらも今後要注目である。
7位.MOJHON(旧BIGBIG WON)Rainbow 2 SE
BIGBIG WON Rainbow 2 SE

「ド安定の愛された定番コントローラー」
Apex Legends向けのサードパーティ製コントローラーと言えば本製品が1強だった時代があった。
それほど非常に完成度が高く、多くのプレーヤーに愛されたコントローラー。
小さめのサイズ感で持ちやすく、背面2ボタン+ショルダー2ボタンという追加4ボタン仕様なのも嬉しいポイント。
リニア化設定を行わないのであれば、明確にこれより優れたコントローラーは今もDualSense Edgeくらいなのではないかというほど、今も戦えるコントローラーである。
残念ポイントは、
- さすがに古さを感じる遅延の大きさ(10msは切ってくるものの・・・)
- 全体的にメンブレン主体で押し感の劣るボタン類
- スティックがALPS製ポテンショメーターで劣化によるドリフトが起こりやすい
という3つ。
価格も比較的安くなってきているので、敢えて今このコントローラーを選ぶのも十分にアリな選択肢だ。
ハード別にApex Legends向きのコントローラーを選ぶ方法
Apex Legendsは以下のハードにてリリースされています。
- PC版(Steam、EA)
- PlayStation版(PS4、PS5)
- Xbox版(Xbox One、Xbox Series X|S)
- Nintendo Switch版(Switch、Switch 2)
それぞれに向いたコントローラーをまとめて見ていきましょう。
PC版Apex Legends向きコントローラーの選び方
Apex Legendsのコントローラー選びと言えばPC版でしょう。
最新のApex(EA app版、旧名称Origin版、Steam版いずれも)はPC用だけでなくPS4やPS5、Xbox用コントローラーが使えます(有線のみ、無線は動作しない場合も)。
ありとあらゆるコントローラーが使えるので迷ってしまうかもしれません。
ゲーミング系メーカー(Nacon、Razer等)のコントローラーはクセが強く、Xbox純正コントローラーはやや性能が劣ってしまっています。
オススメは
- 高性能かつ価格が控えめな中華コントローラー
- DualShockやDualSense等のPlaystation純正コントローラー
のいずれかです。
本ページで紹介したコントローラーについてはPC版で使えるものばかりですから、おすすめコントローラーランキングを参考に選ぶと良いでしょう。
Nintendo Switch版(Switch、Switch 2)Apex Legendsにおすすめのコントローラー
純正コントローラー、特にプロコントローラー/プロコントローラー2が圧倒的にオススメです。
低価格(〜3,000円程度)の市販Switch用コントローラーは使い物にならないので注意が必要です。
エイムに重要なスティックに違和感があったり、デッドゾーンが調節できなかったり、遅延が大きくまともに操作できなかったりとApex向きではありません。
Xbox版(Xbox One、Xbox Series X|S)Apex Legendsにおすすめのコントローラー
Xboxは公式認定コントローラーが充実しており、比較的選択肢が多くあります。
おすすめランキングでご紹介したコントローラーのうち、Xbox対応のG7 Proを使うのがGOOD。

今は純正コントローラーを使うよりも、サードパーティ製コントローラーを使う方が追加ボタン数が多かったり、ボタンの押し感が良かったり、製品の品質も高いものが増えてきているので満足度が高いでしょう。
PlayStation版(PS4、PS5)Apex Legendsにおすすめのコントローラー
PC版と同様にこちらもPlayStation純正プロコントローラーのDualSense Edgeがオススメです。
背面ボタンが不要ならDualSenseもアリ。クロー持ち(モンハン持ち)等で工夫して、少ないボタン数をカバーする使い方に向いています。
PS5の場合は非常に高価なオフィシャルライセンス商品以外に非純正コントローラーの選択肢がありませんが、PlayStationおよびEA(Apex Legends)の規約違反にならないBrook社製のコンバーターを使って接続する方法なら比較的安いコントローラーも使える物が存在。
Brook Wingman FGC VX

本ランキングで上位のGameSir G7 ProやMOJHON BLITZ 2もこのコンバーターを使えばPS4、PS5で使えるので要チェックです。
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)におすすめのゲームパッド・コントローラーまとめ
ゲームパッドを中心に取り上げるガジェット系YouTuber 「モノる -monoru-」がおすすめする最強Apex Legends向きコントローラーランキングをご紹介してきました。
常に最新の情報に更新し続けていきますので、新しいコントローラーを探す際のヒントにしていただけたら嬉しく思います。
皆さんのクチコミから作ったランキングも紹介していますのでそちらもぜひ参考に!